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歯科コラム

心理学が職場でも役立つ!患者からの評判で転職しやすい歯科医になろう

どんな企業にとってもそうですが、歯科にとっても大切なことは「きちんとしたスタッフが安定して働いてくれていること」ではないでしょうか。いくら患者様の数が多くても、院内環境が悪くては良い医院とは言えません。

今回は、患者様やスタッフの評判をよくすることによって転職の背中を押してくれ、良い人材が入社してくれるようになる理由を、心理学を交えてお話ししていきます。

医院の空気は患者数に大きく影響する

医院の空気は患者数に大きく影響する

そこで働くスタッフの人たちが直ぐに辞めてしまったり、ひどい場合は入社して1日でこなくなってしまったという場合もあります。ホームページ上や求人サイトではいつもスタッフを募集しているという歯科も珍しくはありません。入れ替わりが激しい歯科医院は、患者様の立場からするとこの歯科は大丈夫かなと心配になってしまいます。また、行きつけになってくると顔見知りのスタッフがいてくれるというのはなんとも嬉しいものです。歯科医師だけでなくスタッフの評判が良いとその歯科全体の雰囲気も良く、活気がでてきます。そういった空気は患者様に伝わるものです。

他人や人の目を気にする

他人や人の目を気にする

「自分が働いているところ」の評判、あなたは気になりますか?気にならない方もいらっしゃるでしょうし、とても気になるという方もいらっしゃるでしょう。どちらが正しいかなんてことはありません。

ただ、周りからの評判というのは周りから見たダイレクトな評価です。当然、患者側からすると評判の良い歯科に行きたくなりますし、歯科医院側からしても評判を良くして患者様の数を増やしたいと思うのも当然だと思います。

患者様や近所からの評判を上げると、自然と人柄・学歴ともに申し分のない人材が訪れる傾向にあります。そうした方が入社して長く続けてくれたら願ったり叶ったりではないでしょうか。
そういった「ある程度の学歴、高学歴」である人材は心理学的に「周りからの評判を気にする」傾向があると言われています。小さな頃から頭も良く育った身としては、就職したところが悪く言われることが耐えられないのです。周りからの評判が悪い=自分の価値も低いと認識してしまいがちです。

そういった方たちは、少なからず劣等感を持っていたり、自信がないような方も多いのです。自分に自信がないため、周りからの評価を求めてしまいます。「あそこの歯科は周りの評判も良いから自分が入社しても大丈夫だろう、家族や親戚に知られたりしても何も言われないだろう」という心を守る防御壁を張ることができるのです。

このように周囲の目を気にする性格ながら優秀なスタッフをうまく医院に浸透させることができれば、医院の技術的な評判が安定するでしょう。スタッフからの信頼も得られ、自然と院内の雰囲気も明るくなります。優秀なスタッフを長く留めさせることで、医院の総合的な評判がぐっと良くなるのです。

周りからの良い評判は転職するときに役に立つ

周りからの良い評判は転職するときに役に立つ

前述したように、「周りからの評判」というものは周りの目を気にする立場からするととても役に立つものです。「評判が良い」というのも転職するうえで大事なポイントです。高学歴、能力の高い人間だとなおさらです。今はネットで検索するとその歯科の評判なんて一目瞭然でわかってしまいます。そこで働いている人たちがいくら「私たちは精一杯やっている」と口を揃えても何も知らない人間が星1つの評価を見てしまったら「ここはだめだ」と見切りをつけてしまうような非情な世界です。歯科からしても不本意でしかありませんよね。ネットが普及してしまった今では何かあると素人にすぐに叩かれてしまう世の中です。そうならないためにも日頃から注意を払う必要もあり、気苦労は絶えません。ですが良い評判というのは良い人材を運んでくれるようになります。
先ほども申し上げたように、心理学的に「周りの目を気にする」という人間はプライドが高いとされています。ですが裏を返せばそういった人間が飲み込みも早く仕事のできる人間になることが期待できます。「周りからの評判が良いところで働いている自分」に誇りを持つようになるからです。周りが上手にサポートすることを求められますが、しっかりと歯科医師を含め周りのスタッフが支えてくれると思うと一気に伸びるのも特徴です。

■歯科医師、歯科衛生士、歯科助手の転職
誰でも評判の良いところに就職したいと思うのは当たり前のことです。特に歯科医師、歯科衛生士の方たちは横のつながり、縦のつながりがあります。「○○で働いているよ」と言った時に「ああ、あそこね。あそこの先生良い人だよね」と言われるのもなんとも嬉しいものです。患者様だけではなく、歯科関係の評判も良いとされるとそれは「本物」です。

「転職」となるとやはりいろいろと思うところはあるものです。今までのところはあれがいやだったな、こういう考えには納得できないな。でもあの診療はすごかったな。など色んなことを考え、転職に至ります。そうした時、レベルの高い人間はレベルの高いところを自然に求めてしまいます。そうした時に役立つのが「周り、患者様の評価」です。実際に通っている人たちの声は一番の情報源です。それをもとにして転職先の決め手になることも少なくはないのです。

まとめ

心理学上では、エリートであればあるほど劣等感が強かったり、自信がない方が多いとされています。ですがこのような方は裏を返せば能力が十分にある人材なのです。彼らは「自分の居場所」を心から常に求めています。自分の自尊心を満たしてくれる居場所を求めているのですね。歯科医師に限らず、医師は特にその傾向が強いと言われています。

すべての人に当てはまるわけではありませんが、「患者からの評判」が転職の決め手になりうる可能性も低くはありません。患者からの評価が高いということはそこで働いているスタッフたちの自尊心も満たされ、活き活きと働いている方も多いです。全体的に「良いムード」なのがよくわかります。そうしたムードは自然となんとなく伝わるものです。転職というのはする側もされる側も気が張り、どうなるかなとそわそわとしてしまいます。そんな時、しっかりと選ばれたり、「ここで働こう」と思えるような職場や向上心のある人間が来てくれたら嬉しいですよね、双方にとって「良い転職」になることが一番です。そのためにも日頃からしっかりと対策していきたいものです。

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