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歯科コラム

歯科衛生士の転職!年齢の壁は本当にある?

転職を考える際には、さまざまなことで悩むかもしれませんが、自身の年齢も気になる点のひとつです。歯科衛生士として転職を考える際にも、どうしても気になるという人も多いと聞きます。新卒だったり、まだ20代だったりするのであれば、年齢に関して気にすることも少ないかと思いますが、それ以上になると気後れするものです。いわゆる「年齢の壁」と呼ばれるものですね。ここではそんな歯科衛生士が転職をする際に、年齢の壁を気にする必要があるのかどうかを詳しく解説します。

30代の壁について

30代の壁について
おそらく、歯科衛生士として年齢の壁を意識し始めるのは30代からだと思います。20代で年齢を気にする必要は全くありませんので、やはり気になってくるのは30歳からでしょう。30代になっていたら、これまで歯科衛生士としてのキャリアも積んできていますし、技術に関しては自信がある人も少なくありません。けれども、年齢に関してはどうしようもありません。

ただ、実際の現場では、30代の壁というのはほとんど存在していないといえます。歯科衛生士を雇う側である歯医者も、30代なら何の抵抗もなく受け入れることがほとんどです。20代のスタッフとも年齢的なギャップは少ないですし、上手くなじめる傾向が強いからです。30代の歯科衛生士の人で、年齢の壁を原因に転職を戸惑っている場合は、気にせずどんどん活用していきましょう。

40代の壁について

40代の方が歯科衛生士として転職する場合、年齢の壁というのはケースバイケースで生じることもあります。例えば、転職しようとしている歯科医院が20代のスタッフばかりだと、年齢のギャップが生じて、上手くなじめないかもしれないと、採用担当者や院長が感じるからです。もちろん、年齢差があるからこそ、若いスタッフを教育したり、まとめたりする役割を担える場合もありますので、一概に40代であることがマイナスになるわけではありません。40代だからといって尻込みせず、積極的に転職活動を進めていくことが大切です。

50代の壁について

50代の方が歯科衛生士として転職する場合、年齢の壁がある程度は存在するといえます。おそらく、採用面接の場でも年齢については気になる点になるかと思いますので、事前に対策しておくことも必要かもしれません。例えば、歯科衛生士としてのキャリアが豊富であったり、スタッフの教育には自信があったりするなど、50代だからこそ貢献できる点についてアピールできたら、面接にも強くなるかと思います。実際、そうした人材がいてくれることで、歯科医院全体が安定することも多々あります。

最も重要なのは人柄や能力

最も重要なのは人柄や能力
ここまで、歯科衛生士が転職する際、「年齢の壁」が存在するのか解説してきましたが、結局、重要となるのはその人の人柄や能力です。歯科医院の採用担当者も、履歴書に目を通した時点で年齢を考慮するとは思いますが、あくまでひとつの小さな要素でしかありません。同じ40代や50代でも、誰とでもうまくコミュニケーションをとれる人もいれば、そうでない人もいます。また、歯科というのはあくまで医療を提供する場でもあるため、優れた能力や技術を有した歯科衛生士であれば、年齢に関係なくほしいと思う歯医者がほとんどといえます。そういう意味でも、歯科衛生士として転職する際には、年齢についてそれほど深刻に考える必要はないといえます。ただ、気になる方はある程度、対策しておくことも必要です。

年齢に関する対策とは?

最近は、歯科衛生士にも専用の転職サイトが運営されていますので、そういったところからも求人情報を集めるようにしましょう。求人には、年齢に関する記載などもありますので、できるだけ年齢を重視していない歯科医院を探すことが大切です。逆に、年齢が高い人を求めている場合もありますので、そういった求人には、積極的に応募していきましょう。

また、上述したように30代、40代、50代だからこそ担える役割というものもあります。それは若いスタッフを教育したり、まとめたりする役割です。そうした部分で歯科医院に貢献できることなどを面接の採用にアピールできれば、採用される可能性も高まります。さらに、自分の専門性やこれまでのキャリアを振り返って、自分の強みとなる部分を明確化しておくことも大切です。そういったアピールポイントがあれば、年齢の壁もあまりに気にならなくなるものです。つまり、重要なのは気の持ちようといえるのです。

まとめ

このように、年齢が高い方が歯科衛生士として転職する際には、年齢の壁が気になるものです。採用の際に、そうした壁が存在することもあれば、全く存在しないこともあります。転職活動をする前から年齢の壁に遮られ、身動き取れなくなるよりかは、積極的に動いていくことが大切です。自分に有利となるような求人情報を探し、アピールポイントも明確化しておきましょう。そうして面接に臨むことで、良い結果が得られるかもしれません。
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