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歯科コラム

歯科衛生士のキャリアアップ方法3選

歯科衛生士として毎日、診療に励んでいる方は、常にキャリアアップについても考えているのではないでしょうか。歯科衛生士としての技術を向上させたり、より条件の良い歯科医院でキャリアを積んだりと、悩みの種は尽きないことかと思います。そんな上昇志向の強い歯科衛生士の方に、キャリアアップのための3つの方法をご紹介します。

キャリアアップの方法①:認定資格を取得する

キャリアアップの方法①:認定資格を取得する
歯科衛生士がキャリアアップする上で最もわかりやすい指標となるのが認定資格の取得です。どんな業種や職種にしろ、資格という形で技術の向上や知識の有無を証明することができれば、転職などでもわかりやすく自分をアピールできることでしょう。とくに、医療関係の資格というのは、取得にかかわる要件なども明確で、それを所持しているだけで、ある程度の評価をされることも珍しくありません。そのため、歯科衛生士の方で、自分自身の技術を向上させるとともに、認定資格を取得する人はかなり多くなってきています。これも立派なキャリアアップのひとつといえます。そこで気になるのが資格の種類です。歯医者の認定資格には、矯正やインプラント、口腔外科などがありますが歯科衛生士にはどんな資格があるのでしょうか。

歯科衛生士の認定資格の種類

歯科衛生士の認定資格としては、やはり審美関係のものが人気となっています。具体的には、日本歯科審美学会が認定している歯科衛生士の資格です。この資格を保持していると、審美歯科に関連した高い診療技術を有しているとみなされます。

次に、ホワイトニングコーディネーターの資格も人気となっています。ホワイトニングコーディネーターも日本歯科審美学会が認定する資格で、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなど、歯科医院で施術するホワイトニングのスペシャリストであることが認定されるものです。ホワイトニングといえば、歯科衛生士が携わる部分の多い診療ですので、その点で専門性の高い技術や知識が身に付いているとなると、大幅なキャリアアップにつながることでしょう。

そして、インプラント専門歯科衛生士の需要も年々高まってきています。インプラント治療は、歯科医が主導して行われる診療ですが、歯科衛生士のサポートなしではなかなかうまくいきません。しかも、インプラント治療を希望される患者さんも増えてきていますので、インプラント専門歯科衛生士の資格というのは、非常に評価の高いものとなっています。ちなみに、インプラント専門歯科衛生士の資格は、日本口腔インプラント学会によって認定されています。

キャリアアップの方法②:経歴を向上させる

歯科医院側が欲しいと思う人材は、やはりいろいろな経験を積んできた歯科衛生士でしょう。ひとつひとつの処置が上手いだけでなく、幅広い診療に携わった経験があると、それだけで優れた人材とみなされることもあります。そのため、経歴を向上させることは、そのままキャリアアップにつながるといえます。
つまり、大切なことは自分の可能性を狭めてしまわずに、いろいろなことに挑戦することです。そうした姿勢が認められると、歯医者からも一目置かれるような存在になることでしょう。

キャリアアップの方法③:転職をしてスキルアップを目指す

キャリアアップの方法③:転職をしてスキルアップを目指す
1つの歯科医院で学べることというのは、ある程度限られています。長年、同じ歯科に努めることで、毎日の診療を滞りなく遂行していくことは可能となりますが、そうした取り組みがキャリアアップにつながるわけではありません。キャリアアップを目指す歯科衛生士の方は、積極的に転職をして、より高いスキルを学べる職場で働くことをおすすめします。

歯科医院というのは、それぞれで行っている診療内容や専門性などが大きく異なりますので、転職するたびに新しい技術を学ぶこともできます。また、たくさんの歯医者や歯科衛生士とともに仕事をしていくなかで、単なる診療技術だけでなく、人とのコミュニケーション能力なども向上し、総合的な力がついていくものです。そうして自己実現へとつなげていく歯科衛生士の方は、最近増えてきています。転職するのは少し怖いという方もいらっしゃるかと思いますが、歯科衛生士の資格やキャリアがある時点で、どこにも転職できないということはまずあり得ません。そういう意味でも、常に挑戦し続けることができる職業だといえるでしょう。

まとめ

このように、歯科衛生士としてキャリアアップを目指したい方は、上述した3つの方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。歯科衛生士には、たくさんのキャリアアップの方法がありますので、自分に向いているものを選んで、積極的に挑戦していくことをおすすめします。向上心のある歯科衛生士は、多くの職場で歓迎されますし、より良い転職につながるでしょう。やはり、歯科衛生士として働いていく上で、自己実現することは非常に大切なことだといえます。
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